[2024.6予定] Forest Life へ 古来より人々は森と共に暮らしてきました。家も森の恩恵を受けながら近隣の森から材料を切り出して建てられ、日本の住まいは世界的にも優れた木造建築文化として発展した風土があります。ただ近年、経済優先から森と人と建築の関係が離れ、大きく変化をしてきました。
熊工房では1999年の創業以来、森とのつながりを大切にした建築や家創りを推進してきました。2014年Taguchiをきっかけに結ばれたご縁で、時ノ寿の森クラブと熊工房は、森と住まいを結ぶ「山からまちへの木づかいプロジェクト」を推進。時ノ寿の森の間伐材「時ノ寿材」を主に東京の都市部の住宅の内装材として、杉、桧の床材を中心に建物全体まで活用した家創りをしてきました。
「人と森をゆるやかに結ぶ」。この世界観を私たちは「Forest Life」として提唱してきました。現在日本の森林では、80年、120年前に植林した杉、桧などの産業林を間伐する時期にきています。こうした材を有効に活用し森の恵みを感じる家に住まうことも、人と森をゆるやかに結ぶ「Forest Life」といえます。
近年、自然の喜びに人々の意識が高まり、森を駆け巡り、森を親しむ人も増えてきました。時代は大きな転換点の中で、人々がもっと森を感じる装置として「Forest Nest」(森の巣)を提案します
ここは樹木を痛めることなく、樹上滞在する森林滞在型空間です。時ノ寿の動植物たちとふれあい、森と新たな滞在体感をすることで、みんなで人と森が共生する新しいイメージを発見していきます。
「人と森を結ぶプラットホーム・時ノ寿の森」は「Tokinosu Forest Life」として未来へ人々を森と繋げていきます。
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