古来より森の文化から生まれた木造建築
長い歴史の中で培われた伝統的な在来木造を基に、大断面集成材による現代木造に至るまで、
音楽や様々なデザインプローチを行い、技術的な経験を基に洗練された空間を設計します。
豊かな森で育った国産材の持つ命の輝きを活かし、美しい響きを生み出す音場を創ります。
音楽建築は、音楽を楽しむことで私達をより開放的なビジョンへと導いてくれます。
人に個性があるように、その住まいにも個々のライフスタイルを反映した場所でありたい。
私たちは日常に新しい豊かさを求める人々と共に寄り添い
世界に一つしかない約束の場所を、皆様と共に創造していきます。
森から生まれる音楽建築
美しい響きを生み出す音場の設計
熊工房は音楽ホールやホームシアターなど、プロオーディオスピーカーメーカーTaguchiと協同しながら様々な音楽を楽しむ建築「音楽建築」の設計に取り組んでいます。
近年ではBlue Note Tokyo「Bar BACKYARD」やB1Fのエントランスホールのサウンドシステムなど、プロフェッショナル空間への音響設計施工に携わっています。これらのノウハウを活かし美しい響きを生み出す音場の設計を得意としています。
「音楽に囲まれた生活」「音楽ホールのある家」「シアタールームのある暮らし」など音楽を楽しむ為の多様なニーズの作品に取り組んでいます。
木造においても耐震性や音響特性の高い構造設計によるクリアで美しい音場を実現しています。木質構造をはじめ、鉄骨造、
RC造など、様々な条件に応える「音楽建築」を創造していきます。
国産材がもたらす心地よい空間
創業当初から檜、杉、唐松など国産材利用に積極的に取り組んでいます。近年では静岡県掛川市を拠点に森林保全に取り組む認定NPO法人「時ノ寿の森クラブ」と提携し、桧や杉など現地の間伐材利用を推進しています。
森から伐採した木材を床のフローリングや天井の板材などに加工し直接使用することで森の生命感に包まれた心地よい空間を生み出します。
自然な肌触りは、住まう人々にストレスのない健康で豊かな日常をもたらしてくれます。
音楽建築では時に音質向上のために檜の床板の厚みを24mmの厚板に加工し、より剛性のある音響特性の高い空間に利用しています。
森から伐採した木を直接加工することで自由な材取りが可能になり、様々な設計オーダーに応えています。